ほくろ、いぼ、血管腫、汗管腫

CO₂レーザーはほくろやいぼや盛り上がりのある、しみに有効な治療法です。CO₂レーザーは水分に吸収されやすく、一瞬で熱エネルギーに転換されるという性質があります。
そのため、患部に照射すると、その細胞に含まれる水分がレーザーのエネルギーを吸収し、蒸散作用を起こして瞬間的に患部の組織を除去します。このときに、周辺の血管は熱凝固作用で一瞬のうちに固まってしまいます。そのため、出血はほとんどありません。また蒸散作用は皮膚の表面に限られ、深いところまで至らないので、きれいに早く治療することが可能になります。

①ほくろの除去
②いぼの除去
③血管腫、汗管腫の除去

などの効果が見込めます。

STEP 1　カウンセリング（診察）
ほくろもしくはいぼの状態を丁寧に診察し、CO₂（炭酸ガス）レーザーの適応であるかを判断します。ご不安な点を解消し、十分にご納得していただいてから、施術を受けていただきます。

STEP 2　麻酔
ほくろや大きめないぼには、極細針で局所麻酔を行います。小さないぼは、麻酔クリームを塗ってから施術を行いますので、痛みはありません。

STEP 3　施術
CO₂（炭酸ガス）レーザーで、施術部位を蒸散します。施術時間は、施術部位の状態にもよりますが、ほくろの場合は1個あたり5～10分程度で、いぼの場合は数分程度です。

STEP 4　アフターケア
治療部位に抗生物質を塗布したり、テープを貼って終了となります。入浴時はテープを取って優しく洗い（軟膏を洗い流す）、その後また傷に軟膏を塗ってください。傷が平らになり、色の違いがなくなるまではテープを貼っておいてください。

STEP 5　再受診
治療後2週間で再受診していただき経過観察を行います。
治療後は施術部位に処方したテープを貼っておきます。小さないぼの場合には、軟膏を処方いたします。

美容皮膚科治療では、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。

「個人輸入において注意すべき医薬品等について」はこちらをご覧ください。